そんなわけで
飛行機はモスクワに緊急着陸した。
パリで乗り継いでミラノへ行く計画の我々の
ツアーにとってこれは大打撃となった。
まずモスクワでの足止め。
病人の収容も遅いし、
離陸のための滑走路使用許可もなかなか下りない。
少なくとも2時間くらいは動かない飛行機の中でやるせない時間を過ごしていた。
当然の帰結で、パリに付いた頃にはミラノ行きの乗り継ぎが間に合わない。
すべての対処を添乗員さんにお任せし、我々総勢12名のツアー客はパリ、シャルル・ド・ゴール空港構内のベンチで、くたびれた料理のようにぐだぐだに座る。
もう成田を出てから15時間が経過しているのだから、疲れきった日本人の表情を花の都の空港に晒しても致し方ないところだ。
添乗員さんの手配でようやくミラノ行きの便の席が確保できた。
パリ→ミラノはひとっ飛びで、1時間半くらいで到着。
ボンジョルノ、
イタリアだぜ〜、やっと寝られる!!
と思い、空港のロビーで飛行機に預けた荷物が出てくるのを待つ。
出てくるのを待つ。
出てくるのを待つ。
焦ってはいけない。ここは
ヨーロッパ。
日本みたいに万事がきびきびとは進行しないのだ。
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posted by tachiya at 21:40|
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